多趣味な医大生のブログ

人・本・旅を通して視野を広げたい医師国試受験生

医学部受験について➁ 総論2;受験対策のfirst step

こんにちは、パディントンです!

引き続き医学部受験のノウハウをお伝えしていきます。

 

 

大学入試問題はかなり公平な試験で、適切な方法で勉強すれば適切なアウトカムが得られるように作られています。つまり、医学部合格というアウトカムを得るためにはそれに向けて自分に合った勉強法確立し、それにのっとり勉強することが大事です。
医学部受験を決めた(=受験するその日までに到達するべきレベルが決まった)高校生がまずやらなくはいけない事は、


(1) まず、このブログを読む(笑)                    

2)目標とする大学を大まかに選ぶ

(3)現時点の自分の苦手な分野、得意分野の分析

(4)そこから、どの分野を得点源にして、どの分野は苦手なりにしのぐ科目にするか
  ⇒現時点で英語より数学の方が得意だから数学では高得点を狙いに行こう、苦手な英語はなんとかしのげるレベルに克服しようなど

(5)そのためには何年生の何月までにはどの段階まで達しているべきなのか
  ⇒高校3年の7月までには英語長文を受験レベルにする、高1の7月までに受験に必要な単語をすべて覚えよう、この科目は塾や予備校で学習を進めよう、など
(5)(4)で決めた内容を達成するには具体的にどのような勉強をするべきなのか
  ⇒高1の7月までにこの単語帳を1日5ページやって終わらそう、塾の問題集を今月中に復習しよう、物理はとりあえず学校の授業で理解するだけにとどめよう、など


を決め、受験するその日までの大まかな数か月ごと/科目ごとの計画を逆算的に立てることです。

 


 次にやらねばならないことは、もちろんそれを実行に移すことです。コツコツやりましょう。そして忘れてはならないのがその計画が現実的かどうか常に再検討することです。計画と実際では、うまくいったところとそうでないところの両方が出てくるでしょう。常にその計画を修正し、各科目ごとの勉強時間の配分などを調整しましょう。
 このように、計画⇒実行⇒計画見直し⇒計画修正⇒実行…のサイクル(PDCAサイクルと言います)を受験までまわしていくことで効率の良い勉強法ができるようになります。

 

(1)このブログを読む(笑)

 正直このブログではなくてもよいのですが…w 

 自分が高校生の時はスマホを持っていなかったので、和田秀樹先生の受験対策本を読み込んでいましたので紹介しておきます。和田先生は東大卒の精神科医なのですが受験の戦略について非常にお詳しい先生で、参考書の選び方、そしてセンスに頼らずパターン化して問題を解く方法などに非常に興味深いことが書いてあるのでおすすめです。 この、受験勉強について勉強する、ということなくして受験勉強に勝利することはできません。

 

少し古いのですが受験勉強のやり方はほぼ変わらないので大丈夫です!

和田先生が受験勉強のやり方本を書いたことがきっかけで色んな人が”受験本”を書いているので、実際に書店に行って読み比べてみるのもいいですね。

 

では、次の投稿で(2)から順々に説明していきますね。さようなら!